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11/17開催 INDIEGOGO✕JETRO共同企画セミナーに参加して(後半)

11/17のIndiegogoとジェトロ共同開催のセミナー参加!議事録をシェアします(後半)

vol.44

こんにちは!
ELITERS CLUBのAyaです。

11月17日(火)に開催されたINDIEGOGO✕JETRO共同企画「Breaking Into the Global Market with Crowdfundingークラウドファンディングを通じて世界展開を狙おう」セミナーに参加しました。

昨日に引き続き、その内容をシェアしたいと思います。

さて、セミナー後半では「Indiegogoプロジェクトをより成功させるために」というテーマで、IndiegogoのHardware and Tech部門のManagerであるStacyさんによる講演がありましたのでその議事録をシェアしたいと思います。

まずIndiegogoは月間1800万人が利用しているプラットフォームです。

2008年の設立以来延べ2000億円の資金調達をし90万人以上もの方から支援をうけました。

IndiegogoはHardwareやTech系のプロジェクトに強く、全体のプロジェクトの80%以上をHardwareやTechが占めています。

更に1億円以上の資金調達に成功したプロジェクト数はIndiegogoが世界最多です。

クラウドファンディングは商品を売るためのツールというより、マーケティングツールとして活用するのが主流です。

クラウドファンディングで何もせず自然に成功することはありません。

極まれにプロジェクトをスタートさせると勝手に売れていくケースもありますが、一か八かの賭けにでることなく実行者のリスクを極力減らすために「不確実性」をできるだけ減らすことが重要です。

そのカギとなるのが「マーケティング」です。

マーケティング5つのキーステップを順にご紹介したいと思います。

①明確なプランを立てること
②適切に人材を配置すること
③ポジショニングを確立すること
④プロジェクトページを強化すること
⑤顧客をプロジェクトに誘導すること

①明確なプランを立てること

申請から配送までのプランを明確にしましょう。

期間はどのくらい行うのか、目標金額はいくらに設定するのか予算はどのくらい組むのかなど、ゴールは明確にしてプロジェクトのロードマップを作り計画的に進めていきましょう。

予算に関しては、Indiegogoのプロジェクトでは自身が目標としている金額の20%を用意することを推奨しています。

②適切に人材を把握すること

ポイントは全てを自前でこなそうとしないことです。

どこまで自分でできるか、できないか。
何を外注すべきなのか紙に書き出してみましょう。

外注費と社内のリソースを見ながら自社で行うか外注するのかを決めましょう。

特にコピーライティング、デザイン、ビデオ制作などはプロジェクトの売上に大きく影響します。

③ポジショニングを確立すること

写真は商品そのままの写真ではなくて何かストーリー性のある写真を採用し、より消費者の感情に訴えかけることが重要です。

例えばスニーカーを売るとしましょう。

ただスニーカーを撮った写真だと消費者の心は動きません。

しかし、男性がその靴を履いて夕焼けの中、山の上に立っている写真だとどうでしょう。

何か大きな夢を抱いているようで消費者の心を動かす1枚となります。

ターゲットやコンセプトに合わせて写真1枚でストーリーを語る、消費者をワクワクさせるような写真を使うことがポイントです。

④プロジェクトページを強化する

動画は2分以下がベストです。

Indiegogoでは消費者は、平均で約3分~3分半同じページに滞在します。

それを考慮すると動画の時間はその半分である1分半くらいがベストでしょう。

動画はインタビュー形式のものも良いです。
写真に関しては、機械ものの写真であれば、分解した写真を入れるのもおススメです。

メディアに取り上げられた場合は、必ずメディアのロゴも入れましょう。
それにより「信頼性」を与えることができます。

リターン設計に関しては、消費者に「希少性」を感じさせることがポイントなのであまり価格帯を増やさないほうがいいでしょう。

リターンがありすぎると、消費者は「まだ今は買わなくていいや」という心理になることから商品が売れにくくなります。

【メモ】
IndiegogoのStacyさんはこちらのプロジェクトページを絶賛されていました。
https://bit.ly/2IL0Px8

簡潔な説明、かっこいいキャッチフレーズ、信頼性、ページ全体の一貫性を高く評価されていましたのでぜひご参考にされてみてください。

⑤顧客をプロジェクトに誘導すること

こちらは集客です。

プレローンチでは、プレローンチページのA/Bテストを行い、できるだけ多くの顧客リストを集めておくことが重要です。

SNS運用もしっかりとしましょう。

プロジェクトローンチ後は、PR、ブログ更新、紹介キャンペーンなど行っていきましょう。

デジタル広告も集客をする上では非常に重要です。
Facebook広告が一番おススメで、その次にGoogle広告を打つのもいいでしょう。

しかし広告もただ配信するのではなく、製品1つ当たりの利益とバランスを取りながら運用していくことが重要です。

ここまでが講演内容です。

成功されている方は既に実践されていると思いますが、これから始められる方は
是非このお話を参考にしてみて下さい。

特にプロジェクトページの質と集客は本当に重要です。

我々がプロジェクトを出すのはIndiegogoではなく、日本国内のクラウドファンディングですが、考え方や売上を上げるための戦略は変わりません。

クラウドファンディングでなくてもこのページ構成(画像や動画含む)と集客の知識はビジネスをやる上で非常に重要です。

勉強しながら皆さんで頑張っていきましょう!

それでは、本日も元気によい1日をお過ごし下さい☆

注目の海外プロジェクト

小型だけど超パワフル!乾燥に負けない加湿器

USB充電のポータブル加湿器

こちらは韓国のクラファンサイトWadizの商品です。

現時点で支援額は1800万円を超えて、3807人の支援者

https://www.wadiz.kr/web/campaign/detail/88445

こちらはポータブルの超小型でありながら、大型の加湿器同様のパワフルなミスト噴射をしてくれる加湿器です。

これからの季節は乾燥するのでウイルスが蔓延しやすいです。

それだけでなく、乾燥することで肌もカサカサになってしまいます。

男性はもちろんのこと、女性は特に肌の乾燥を気にされる方も多いのではないでしょうか。

こちらの加湿器を使えばそれらの悩みを解決してくれます。

従来の小型加湿器と比べてミスト噴射量は約2倍。

USB充電しておくと電源を差したままでなくても作動させることができるので、

寝室や、車の中、オフィスでも大活躍です。

ライトアップすることもでき、見た目も非常にスタイリッシュなのでインテリアとしても良いですね^^

お役立ち情報

毎週月曜日に更新するクラファンビジネスお役立ち情報!

(出典:電気用品安全法 法令業務実施ガイド 第3版より

PSEとは

電気用品安全法(PSE)とは、電気用品の製造・輸入・販売を事業として行う場合の手続きや罰則を定めた法律です。

電気用品を製造または輸入を行う事業者は、法に定められた手続き等の義務を履行し、電気用品にPSEマークを表示しなければなりません。

特定電気用品のマーク(116品目)、特定電気用品以外のマーク(341品目)

電気用品安全法 法令業務実施手引書より
(経済産業省ホームページ内)

◆対象となるもの
皆さんが扱う商品でPSE対象になるのは、

ACアダプターやモバイルバッテリー、急速充電器完全ワイヤレスイヤホン(充電ケースが対象)などがあります。(USB充電はPSEの対象外です)

もちろん商品によっては異なりますが

費用:1700〜3000ドル
期間:1ヶ月

を目安にしていると良いでしょう。

※PSEに関しては食品衛生法とは異なり、Makuake申請時には必要ないですが、プロジェクトスタート日の6営業日前までにPSE申請書が必要なので早めに取り掛かりましょう。

クラファンに役立つ英会話

海外メーカーとビジネスしていくにあたり使える1日1英会話

【日本語】

倉庫のラベルを添付しますのでご確認ください。 1ページ目は不要です。 
2ページ目にバーコードのラベルがあります。 
このバーコードを段ボールの個数分プリントしてもらい、 段ボールの上側と横側に貼ってください。

【英語】

I attach the label of the warehouse so please confirm. You don’t need the first page.
The barcode label is on the second page.
I kindly ask you to print this barcode out for each box and put it on the top and side of each box.

クラウドファンディングビジネスとは?

クラウドファンディングビジネスとは海外メーカーの商品を日本のクラウドファンディングサイトで販売する代理店ビジネスです。日本語も日本の市場もわからないメーカーが日本で販売していくサポートをします。
メーカーが新商品をリリースする際にクラウドファンディングを活用して商品をプロモーションする手法が確実に主流になってきています。これはアメリカ、欧州、台湾、韓国、中国と同じ動きです。

参考書籍

もっとクラファンビジネスについて知りたい方はこちらの書籍がオススメです▼

資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0(Amazon)

著者である大竹 秀明さんは日本で唯一のMakuake公式エヴァンジェリストであり、私のビジネスパートナーです。
輸入ビジネスの新しい時代の稼ぎ方を初めての人でもゼロからわかるように解説しており、この1冊でこのビジネスのすべてがわかります。

ELITERS CLUBについてはこちら:https://elitersclub.com/

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