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11/17開催 INDIEGOGO✕JETRO共同企画セミナーに参加して(前半)

11/17のIndiegogoとジェトロ共同開催のセミナー参加!議事録をシェアします(前半)

vol.44

こんにちは!
ELITERS CLUBのAyaです。

11月17日(火)に開催された INDIEGOGO✕JETRO共同企画「Breaking Into the Global Market with Crowdfunding ークラウドファンディングを通じて世界展開を狙おう」セミナーに参加しました。

講演の初めにJETROサンフランシスコの NoriyaTarutanさんからお話がありましたので、その議事録をシェアしたいと思います。

後半はIndiegogoの Hardware and Tech部門のManagerであるStacyさんから 「Indiegogoプロジェクトをより成功させるために」というテーマでご講演がありました。

その内容は明日お話しようと思います。

まずIndiegogoはJETROと共同で来年の1月以降に「ジャパン・ファーストトラック」 という新たなプログラムを開始します。

「ジャパン・ファーストトラック」とは日本の企業がIndiegogoでプロジェクトを行うための支援を行うプログラムです。

今までは、日本の企業が海外のIndiegogoでプロジェクトを行う際は、米国法人、米国銀行口座、米ドルでの取引が必須でした。

しかし、このサービスでは日本法人、国内銀行口座、日本円での取引でプロジェクトの実施が可能となります。

日本企業が海外展開するハードルがぐっと下がりますね。

更にこのプログラムでは、マーケティング立案、市場調査、ブランド構築、広告、翻訳などトータルサポートが受けられるようになります。

対象はあくまでも自社商品の様なので、現在のところは我々の様に海外から商品を仕入れてそれをMakuakeで販売している事業者は、対象にはならないみたいです。

OEM商品に関してはダメではないそうで、興味があれば事前にメールで相談して欲しいとのことでした。

このプログラムは既に中国や韓国では提供されていて、ようやく日本でローンチされます。

中国では2016年にサービスを開始しキャンペーン数は670以上、資金調達額は2.6億ドル(260億円以上)で非常に好調なプログラムです。

次に、クラウドファンディング市場についてです。

まず現状Kickstarerでは、資金調達10万ドル(1000万円)以下のプロジェクトが全体の70%を占めます。

企業がクラウドファンディングを使って、自社商品をプロモーションすることのメリットは大きく売り上げるというよりも、一般販売前のマーケティングツールとして活用できることです。

現在、クラウドファンディング市場規模は2017年から年3%ずつ上昇しており、
(KickstarterとIndiegogoデータ)

現在の市場規模は、全世界で約10億ドル(1000億円)規模で、アメリカで5億ドル(500億円)です。

国別でみると中国、アメリカの順で市場規模が大きいです。

日本も世界TOP8位まで来ています。

クラウドファンディングの種類としては購入型、寄付型、投資型、貸与型の4タイプありますが、購入型と投資型が資金額の9割を占めます。

コロナウイルスのロックダウンにより様々な企業が売上に苦しんでいる中、クラウドファンディングではトラフィックが前年同期比で14%、資金調達に関しては、前期比24%アップしました。

現在では、ステイホームに関連して、Indiegogoではフィットネス関連商品、
電動自転車・電動キックボード、生産性UP系ツール、料理グッズなどが人気で多くの支援金を集めています。

ここまでが講演内容です。

このようなプログラムが始まることからもクラウドファンディングは確実に追い風です。

大きな企業も一般販売の前に、クラウドファンディングを使ってPRしていくことが主流になっていくでしょう。

私が独占販売権をとる交渉サービスを始めたころは、

「クラウドファンディング」とメーカーに話しても「なにそれ?」という反応でクラウドファンディングについて1から説明する必要がありました。

しかし今はどうでしょう?

Makuakeを知らなくても、クラウドファンディングという言葉を聞いたことがないというメーカーはほとんどないでしょう。

それだけクラウドファンディングは全世界でブームであり、どんどんと認知されています。

市場が成熟する前に一気に我々がスピード感を持って稼いでいきましょう!

今が頑張り時ですよ!やりましょう!

明日続編お話しますのでお楽しみに!

それでは、本日も元気によい1日をお過ごし下さい☆

注目の海外プロジェクト

スマホスタンドにもなるIDカードホルダー

ergomi

こちらは台湾のzeczecで実行中のプロジェクトです。

現時点で支援額は430万円を超えて、988人の支援者

https://bit.ly/2IOptMP

ergomiシリーズは日本のMakuakeでも展開されており、シリーズ新作です。
https://www.makuake.com/project/ergomi/

前回のノートPCスタンドは日本でも260万円の資金調達に成功しました。

今回はスマホスタンドにもなるIDカードです。
オフィスで働く方々は首からIDカードをかけてお仕事をされる方も多いと思います。

普段はIDカードホルダーとして使用し、ランチタイムや休憩時などはスマホスタンドとしてスマホを立て掛けて操作することが可能です。

もちろん作業効率UPのために、お仕事中もデスク上にスマホスタンドとして使用することもできます。

こういうデスク周り商品であれば認証がいらないので、扱いやすいですね。

お役立ち情報

毎週月曜日に更新するクラファンビジネスお役立ち情報!

(出典:電気用品安全法 法令業務実施ガイド 第3版より

PSEとは

電気用品安全法(PSE)とは、電気用品の製造・輸入・販売を事業として行う場合の手続きや罰則を定めた法律です。

電気用品を製造または輸入を行う事業者は、法に定められた手続き等の義務を履行し、電気用品にPSEマークを表示しなければなりません。

特定電気用品のマーク(116品目)、特定電気用品以外のマーク(341品目)

電気用品安全法 法令業務実施手引書より
(経済産業省ホームページ内)

◆対象となるもの
皆さんが扱う商品でPSE対象になるのは、

ACアダプターやモバイルバッテリー、急速充電器完全ワイヤレスイヤホン(充電ケースが対象)などがあります。(USB充電はPSEの対象外です)

もちろん商品によっては異なりますが

費用:1700〜3000ドル
期間:1ヶ月

を目安にしていると良いでしょう。

※PSEに関しては食品衛生法とは異なり、Makuake申請時には必要ないですが、プロジェクトスタート日の6営業日前までにPSE申請書が必要なので早めに取り掛かりましょう。

クラファンに役立つ英会話

海外メーカーとビジネスしていくにあたり使える1日1英会話

【日本語】

私達はあなたの商品をKickstarterで見て非常にユニークな商品だと、感じました。
話し合う時間ですが、スケジュールを確認します。
アメリカ時間で宜しいですか?

【英語】

We saw your product on Kickstarter and found it is unique.
Please let me check the date and time for the meeting.
Is the US time good with you?

クラウドファンディングビジネスとは?

クラウドファンディングビジネスとは海外メーカーの商品を日本のクラウドファンディングサイトで販売する代理店ビジネスです。日本語も日本の市場もわからないメーカーが日本で販売していくサポートをします。
メーカーが新商品をリリースする際にクラウドファンディングを活用して商品をプロモーションする手法が確実に主流になってきています。これはアメリカ、欧州、台湾、韓国、中国と同じ動きです。

参考書籍

もっとクラファンビジネスについて知りたい方はこちらの書籍がオススメです▼

資金ゼロではじめる輸入ビジネス3.0(Amazon)

著者である大竹 秀明さんは日本で唯一のMakuake公式エヴァンジェリストであり、私のビジネスパートナーです。
輸入ビジネスの新しい時代の稼ぎ方を初めての人でもゼロからわかるように解説しており、この1冊でこのビジネスのすべてがわかります。

ELITERS CLUBについてはこちら:https://elitersclub.com/

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